なっちゃんだって生きている

恋愛・転職・結婚・出産・育児 ダメ女でもなんとかやってきました

「私は境界性人格障害(ボーダー)なのでは?」という相談を受けたよ

こんばんは、今日はめちゃくちゃ涼しいですね。

 

みなさんは、メンタルの健康を意識することはありますか?

日常生活において支障のない人は問題ないですが、

 

人と上手くコミュニケーションが取れない

やる気が起きない

眠れない

感情をコントロールできない

特定の分野だけ著しく苦手である

 

など、生きづらさを感じている人の中には「これって精神的な病気(障害)かも?」と疑ったことがある人もいるのではないでしょうか。

 

今回はそんな「もしかして?」と思っている人の参考になるような情報を提供したいと思います。

 




 

「私は境界性人格障害なのでは?」という相談について

相談内容(ざっくりと)

とある知り合いからこんな相談を受けました

Q. 失恋してからというもの、相手に執着してしまう自分が嫌。無気力状態が続き、どうしても相手のSNSを監視してしまう。特定の人間に執着してしまうのは「境界性人格障害(境界性パーソナリティ障害・ボーダーとも呼ばれる)」の症状の一つらしい。私もそうなのだろうか?

 

なっちゃんの回答

A. 失恋後に無気力になってしまったり、相手に執着してしまうのは仕方ない。実際私もよくやってたし。問題はそれが日常生活や人間関係に支障が出るレベルかどうか。

 

f:id:beauty29:20170831184639j:plain

 

当然素人は診断できない

私は精神科医でも臨床心理士でもないので、「あくまで素人の意見である」という点を念押しした上で上記のような回答をしました。

相談者の生活状況や既往歴、性格特性など正確な情報がないし、何より私は素人。「あなたは人格障害(の疑い)ですよ」なんて絶対言えません。

 

 

素人の相談相手に求めているものは受容・共感・客観的意見・情報提供

では、素人がこのようなヘビーな相談に乗ってはいけないかというと、必ずしもそうではありません。

なぜなら相手のニーズは以下の通りであり、専門家に相談する前段階だと本人が判断しているからです。

 

・まずは話を聞いて欲しい(=アウトプットすることで気持ちを落ち着かせる)

・悩みを受け入れ、辛い状況を理解して欲しい(=受容・共感)

・この状況について、当事者以外はどう考えるのか知りたい(=客観的意見)

・この先どうすればいいのかいいのか知りたい(=情報提供)

 

 

回答の解説

失恋後にどのような行動を取るかは人によって様々。ひたすら泣く人もいれば、遊び狂って気を紛らわせる人もいます。

相談者は「相手に執着してしまう」と言ってはいたものの、SNSはただ見るだけで具体的なアクションは何も起こしていません。また、失恋後の無気力感についてもよくあることです。

よって、これらの行為自体は異常とまでは言い難いでしょう。

問題にすべきはその「程度」です。

食事が全く喉を通らない、仕事に行けない、誰ともコミュニケーションが取れないなど生活を破綻させるレベルであれば、専門家への相談が必要です。

その辺の話を聞くと、閑散期なのでちょくちょく休みを取ってコントロールしているとのことなので、現時点ではそこまで深刻ではないと判断しました。

※何度も言いますが、あくまで個人の見解です

 

ただ、今回だけでなく、時々感情のコントロールがきかず苦労しているそう。一応カウンセリングの専門機関を紹介しておきました。

 

 

相談者の反応

・なっちゃんの回答を受けて、冷静に自分を見つめなおすことができた。

・無気力・SNS監視が異常ではないというのは意外だった。 

・カウンセリングについてはじっくり検討したい。 

とのことでした。

基本的に、悩みを抱えている人は話すだけで気持ちが楽になります。

相談者の「誰かに話そう」という判断は正しかったと思います。

 

 

精神科(心療内科)にかかる時は注意が必要

薬漬けにされる可能性もある

精神疾患・障害へのアプローチ方法は投薬、カウンセリング、行動療法など様々です。

極々少数だとは思いますが、後ろ2つをあえて避け、不要な薬物療法を選択する医師も存在します。万が一、そのような「楽して儲けたい」という思考の医師にあたってしまった場合、薬の影響でそれまで以上に悲惨な生活を送る可能性も出てきます。

どのような治療法を提案するかは医師によって変わります。専門家だからと妄信せず、事前に医療機関の評判等のリサーチはしておくべきでしょう。

 

 

ローンが組めなくなるかもしれない

当然ながら、まともな金融機関は返済能力のない人にお金は貸しません。

精神疾患(障害)の症状や程度にもよりますが、自殺や退職の可能性がある場合、返済能力があるとは言い難いです。よって、「精神科(心療内科)への通院歴」はローンを組む際に不利になる可能性があります。

そのため、上記相談者にも臨床心理士が担当するカウンセリングの専門機関(保険適用外)を紹介するに至りました。

 

 

最後に

〇〇の数値が△以下、というように目に見える指標があれば診断は簡単ですが、精神疾患(障害)はそういうものばかりではありません。

極論ですが、私は空間図形の問題や駐車がものすごく苦手なので、脳の空間認知を司る機能に障害があるとも考えられます。運転をしないことで日常生活を平穏に過ごしていますが。

このように、誰でも得手・不得手は多かれ少なかれ抱えており、正常・異常の線引きは中々難しいです。

自身の精神疾患・障害を疑う際は「具体的にどのような支障がでているか?それは生活や人間関係を破綻させるレベルか?」というのを一つの判断材料にしてください。

「破綻はしないけど、とにかく辛い」ということであれば、まずは身近な人(できればカウンセリングの理論を学んだことがある人)に相談してみてください。

何か新しい気付きが得られるはずです。